日本期待のBMXライダー・中村輪夢選手の出身は京都の宇治なのでしょうか。また、父親や高校もクローズアップされていますね。今回はBMXフリースタイルの超新星・中村輪夢選手について、出身は本当に宇治なのか、父親や高校の詳細や彼女はいるのかなど、徹底調査しました。
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Contents
中村輪夢(りむ)選手のBMX経歴や名前(本名)の由来などプロフィールは?
プロフィール
(出典:https://cyclist.sanspo.com/)
東京オリンピックで、金メダル獲得も夢じゃないと言われているのが、BMXフリースタイルの中村輪夢選手です。
中村 輪夢(なかむら りむ)
2002年2月9日生まれ
京都府出身
身長:170cm
体重:62kg
(出典:http://ninomaeituki.hatenadiary.jp/)
名前は、自転車の車輪の部品である“リム”が由来だそうです。名前“輪夢”に使われている“輪”にも意味があります。車輪の“輪”であり、五輪の“輪”。ソルトレイクシティ・オリンピックは、2002年2月8日に開会式が行われました。時差があるので、日本では開会式は2002年2月9日。
中村輪夢選手は開会式の日に、この世に生を受けました。凄い偶然ですね。まるでオリンピックの申し子のようにも感じませんか。オリンピックでの活躍に、期待してしまいますね。お父さんの影響で、中村輪夢選手は3歳でBMXに乗りはじめ、5歳から大会に出場するようになりました。
小学校高学年の頃には、出場したキッズクラスの大会全てで優勝。2015年にBMXの本場アメリカで行われた『RECON TOUR』13~15歳クラスで優勝し、この世代の世界一になりました。中学生になると、プロに転向。その後のおもな戦績は、こちらです。
主な戦績
2016年
PERUGIA CUP:優勝
G-Shock Real Tougness:優勝
2017年
UCIアーバンサイクリング世界選手権:7位
第1回全日本BMXフリースタイル・パーク選手権大会:優勝
JapanCup山形大会:優勝
JapanCup富山大会:優勝
☆JapanCup年間ランキング1位
2018年
UCIワールドカップ広島大会:9位
第2回全日本BMXフリースタイル・パーク選手権大会 及び JapanCup岡山大会:3位
JapanCup京都大会:優勝
JapanCup鵠沼大会:優勝
☆JapanCup年間ランキング1位
☆UCI年間総合ランキング9位
2019年
UCIアーバンサイクリング世界選手権:5位
UCIワールドカップ成都大会:優勝(日本人初)
UCIワールドカップ広島大会:2位
JapanCup鵠沼大会:優勝
JapanCup京都大会:優勝
第3回 全日本BMXフリースタイル選手権:優勝
☆JapanCup年間ランキング1位
☆UCIワールドカップ総合優勝(日本人初)
☆UCI年間総合ランキング4位(日本人初)
☆X Games Minneapolis 2019 BMX Park:銀メダル(史上最年少)
こんなに凄い選手が、日本にいたなんて驚きです。この戦績を見たら、応援するしかありませんね!
中村輪夢のフリースタイル・パーク競技とは?動画がかっこいい!
競技で使用する自転車は?
まず“BMX”とは、“ビーエムエックス”と読みます。“BMX”とは“Bicycle Motocross”(バイシクルモトクロス)の略で、ワールドカップやオリンピックのBMXレースなどの自転車競技の一種のことです。競技に使用される自転車の車体は、構造が単純で、当たり前ですが頑丈です。
そのかわり、快適性は無視されています。変速機能はもちろん、泥よけやスタンド、ライトなど、競技に関係ない部品は装備していません。国際自転車競技連合の規定では、標準では20″ホイール、クルーザーでは24″ホイールと定められています。ただし“トライアルバイク”も、同じ20″ホイールの競技用自転車ですが、国際自転車競技連合ではBMXとは別に扱われていて、“トライアルバイク”を“BMX”とは呼びません。
競技の特色は?
“BMX”の競技は、レースとフリースタイルの2系統に別れています。レースは速さを競い、フリースタイルは技を競います。中村輪夢選手は、フリースタイル・パークの選手です。パークはスケートパークという専用の施設を使用します。制限時間内であれば、自由に技を入れて、ジャッジによるポイントで順位を決めます。
ジャンプは高いほどよく、また滞空時間が長いほど、多くの技を決めることができます。技の名称に人名などはつきません。技の名前は、技と技の名称を組み合わせ。そのため、初心者でも技の名前が長いほど、いろいろな技の組み合わせってことになりますよね。
中村輪夢選手しかやらないと言われている技が『360ダブルバースピン・トゥー・タックノーハンド・トゥー・バースピン』です。
わずか2秒ほどの滞空時間のあいだに、この技を決めるので“カミワザ”と言われています。ちなみに、ジャッジは2回のランの平均点を集計し、ジャッジ全体の最高得点と最小得点を除いた平均点となります。
採点方法
ジャッジは主任ジャッジを含む3~6名の連盟が公認するジャッジが採点します。採点基準は技の難易度や高さ、流れ、独創性と多才さ、スタイル、一貫性、技の多様性とコントロール、自転車のコントロール、着地、コースの使用、達成度などになります。体力も筋力も必要な技ですが、中村輪夢選手はジムなどに通い、鍛えたりしていないそうです。
BMXに必要な筋力は、日々BMXで鍛えられるからというもの。毎日6時間以上、乗っているんだそうです。BMXフリースタイル・パークは、これまでオリンピック種目ではありませんでした。2020年開催の東京オリンピックから、新たに行われるだけに、中村輪夢選手の活躍には熱い視線が注がれています。
ルールがわらからなくても、みんなで熱くなれるフリースタイル・パークに大注目ですね。
中村輪夢の出身中学や高校は?彼女はいるのか調べてみた!
中村輪夢選手の出身中学は、“京都市立西京極中学校”です。中学生でプロ転向したので、私学に通っていると思いきや、公立中学校だったんですね。高校は“京都つくば開成高校”です。中村輪夢選手はこの高校の通信制で学んでいると言われていますが、自分の時間を最大限に活かせる“夏冬集中受講制”で学んでいるみたいです。
このコースは、夏冬の長期休暇を中心に、集中して登校します。教科単位で受講する、自学スタイルで、継続的にテレビ・ラジオ講座や補助教材(CD)を視聴したり、インターネットを利用し学習できるんだそうです。やる気がないと、学べないコースでもありますよね。
“夏冬集中受講制”で学んでいる中村輪夢選手は、学校のサイトで紹介されています。
「東京オリンピックの正式種目になり、日々練習やいろんな大会(海外も含む)に出場していますので、なかなか学校に行くことができませんが、京都つくば開成高校では、夏冬集中受講制で出席することができてとてもうれしく思っています。」
と、コメントも掲載。BMXも高校生も頑張っているんですね。彼女の存在は、調べたのですが、わかりませんでした。今は東京オリンピックに向け、BMXが彼女なのかもしれませんね。そして2020年から中村選手は環太平洋大に進学しています。
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中村輪夢の父親・中村辰司の職業はBMXの店?家族(母親や兄弟・姉)について調査!
(出典:https://www.nikkansports.com/)
中村輪夢選手のお父さんは、以前はBMXのライダーで、今は『BMX SHOP HANGOUT』を経営されています。
住所:京都市右京区西京極堤外町18−45
連絡先:09082383679
最寄り駅は、阪急電車京都線の西京極駅から徒歩で7〜8分。JR京都駅からBMXなら20〜25分とのことです。目印は西京極球場(競技場)だそうですよ。
定休日は不定休
イベントや大会などで、休みになることも多いので、確認してから来店するほうが確実みたいです。
Mail:hangoutbmx@gmail.com
Instagram:@hangoutbmx
Twitter: hangout buuyoung @hangoutbmx
Facebook: https://www.facebook.com/hangout.buuyoung
中村輪夢選手はお父さんの影響で、BMXを始めたそうですが、お父さんは今、メカニックとして、大会に同行されています。とても心強いですね。中村輪夢選手のお母さんは、中村麻美さんといいます。お姉さんは中村百果さんといい、出身高校は京都府立桂高校で、明治国際医療大学に進学されているそうです。
中村輪夢選手の活躍は、家族のサポートがあればこそなのかもしれませんね。
中村輪夢の練習場は宇治?
京都府宇治市にBMXフリースタイルパークがオープン
(出典:https://alco-uj.com/)
2018年12月9日に、京都府向日市にある京都向日町競輪場に、『サイクルパーク京都』がオープンし、地元で練習できるようになったと、中村輪夢選手から喜びの声が聞かれました。さらに2020年1月22日、中村輪夢選手をサポートしている“ウイングアーク1st”が、京都府宇治市にBMXフリースタイルパーク『WingPark1st (WingArc1st BMX Freestyle Park)』がオープンしました。
この“ウイングアーク1st”は、企業のデータ活用を支えるソフトウェアやサービスを提供している業界のパイオニア。2万社を超える企業の業務改革を支援していて、帳票ツール、データの集計・分析・可視化ツールといった市場において、日本国内トップクラスのシェアを誇っています。
その“ウイングアーク1st”がもつデータ活用技術・ノウハウを応用し、BMXライダーの動きをデータ分析する世界初のBMXフリースタイルパークとしてオープンしたのが『WingPark1st (WingArc1st BMX Freestyle Park)』なんだそうですよ。BMXライダーの動体をモニタリングする、センサーとカメラがパーク内に設置されていて、パークで取得したデータをシンプルに可視化。パフォーマンス分析を可能にしました。
中村輪夢選手の感想は?
(出典:https://alco-uj.com/)
オープン記念会見では中村輪夢選手が、BMXのライディングを披露。動体をモニタリングするセンサー・カメラによる分析を実演しました。その場でライディングのデータ分析画面が見れるので
「ジャンプの高さ、スピードが数値で表示されていて、わかりやすい」
とコメントしています。またこのパークは、
「サイズが大きくて、ここで慣れたら海外のパークも普通に感じられる」
と、今後の大会への意気込みも語っています。ライダー仲間からも、行きたいと言われているんだそうですよ。宇治市のBMXフリースタイルパークで練習を積んでいる中村選手ですが、お父さんのBMXショップが京都市右京区ですので、出身が宇治市というワケではなさそうです。
中村輪夢の主なスポンサーはどこ?
中村輪夢選手のスポンサーといえば、前出の京都府宇治市にBMXフリースタイルパークをオープンさせた『ウイングアーク1st』。そして『Red Bull』は、オーストリアの“Red Bull GmbH”が販売する清涼飲料水のブランドで、多くのスポーツイベントで名前を見かけますよね。
『OAKLEY』は、アメリカのメガネやサングラス、アパレルなどのブランド。サングラスは必須ですからね。『VISA』は日本でも有名な、世界的クレジットカード会社。このカードがあれば、財布を持たずに海外旅行できると言われていますよね。『G-Shock』はカシオ電算機が販売している、言わずと知れた日本の腕時計ブランドです。
BMXの必需品、住友ゴム工業のタイヤブランド『Falken』もスポンサーですが、2019年11月28日に『TEAM FALKEN』に加入したことも発表しています。スポーツ用品販売の『ムラサキスポーツ』、『Burn』、『Subrosa』、『jykk』はBMXの大切なブランドです。そして、最大のスポンサーは、お父さんが経営しているBMX SHOP『HANGOUT』ですね。
オリンピックでメダルを狙えるライダーになると、たくさんのスポンサーに支えられるんですね。また、2017年6月にスポーツマネイジメント契約を『ファーストトラック』と結んでいます。
中村輪夢が出演しているCMやミュージックビデオは?
中村輪夢選手は、2018年にR&BシンガーのRIRIさんが発表した、『Keep Up』のミュージックビデオに出演。まるで中村輪夢選手のプロモーションビデオのような、素敵な映像に仕上がっています。
CMでは『VISA』や『ウイングアーク1st』、『Red Bull 世界一クールな”通学スタイル”』に出演しています。
東京オリンピックを目前に、これからは多くのCMに出演しそうな予感。中村輪夢選手の“カミワザ”を、目にする機会が増えるのは嬉しいですね。
中村輪夢は東京五輪でメダル確実の噂?中村輪夢の最新情報!
(出典:https://hochi.news/)
まだ中村輪夢選手は、東京オリンピックの代表に選ばれていません。オリンピックのBMXフリースタイル・パークには、世界で9人しか出場できません。日本は開催国なので1枠もらえることが決まっています。けれど誰が代表になるのかは
『2020年5月12日付け UCI BMXフリースタイル・パーク・エリート個人ランキング10ポイント以上獲得者』
という選考基準があるので、もう少し先になります。
とはいえ、中村輪夢選手で決まりだろうとも言われています。中村輪夢選手の2020年は、2月にエストニアで開催された世界大会のシンプルセッションでは決勝9位と大健闘。どの大会に、中村輪夢選手が出場するのかはわかりませんが、USIワールドカップは3月から始まります。
4月3・4・5日に開催される『FISE HIROSHIMA 2020』には、出場されるようです。オリンピック代表選考があるので、気が抜けませんね。
中村輪夢の出身は宇治?父親や高校・彼女についてまとめ
東京オリンピック出場に向けて日々、宇治で練習を重ねる中村輪夢選手。出場の際には見事な結果を残して出身地の京都、そして日本に花を添えてくれる事でしょう(^^)
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